ぷよm@s—少年漫画原理主義に則って

ぷよm@sをまた見ている。少年漫画の文法で熱い展開が多くて面白い。努力と才能と環境、持つものと持たざるものの戦い。皆別々の世界で生きてきて戦う。そこにドラマが生まれる。そんな話が好きなのに、現実の俺はその違いが嫌で不貞腐れている。努力をしていないからアクマのように散ることもできない。己の珠に非ざることに悲しみ暮れる趣味。

定期テストのときのように、効率を楽しんでいたときがあった。TOEICのときのように長期的に努力できたときもあった。今は何にもなれないしどこにも行けない気がして動画の毎日。

経験と歴史、思索と読書、内からと外から。前者を燃料に進める星井美希と、後者から学び溶かして自らの一部にする真や千早。皆知識を溶かしてる。俺は本読んでも何にもならんから自ら考えて生きやすい方法模索しようとしてみたり、考えても役に立たないからひたすらインプットしようとしてみたり、どうせ全部忘れるからせめて英語やろうとしてみたり、右往左往が嫌になってぼーっとネット散歩からの手しごきサイクル

自分の人生の勝ち負けだけを気にしてるから悩むのか。自分よりもっと広いもののために、美的実存ではなく倫理的実存への道が開ければ馴染めるか。結果いつか宗教的実存を目指すことになったとしても、そんで虎になったとしても、このまま怠惰に生きるよりはマシ

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