失敗の本質

Kさん(30歳美人直属上司)が今カーネギーの人を動かすを読んでいると言った。昨日の同行訪問しての車の中で。毎月課題図書が部長より与えられているらしい。来月は失敗の本質を読むとのこと。綺麗でコミュ力営業力もあるが異動したばかりで現在の部署の知識は少なく、上司といっても、パリピ寄りの人間と思ってどこか下に見ていた。それが、人を動かすと失敗の本質を読むだと?最近、本を買っても全く読みきることができていない俺は、なんかいつか読まなきゃいけない古典というやつに特に苦手意識を持っていた。しかし、人生100年時代、そして専門をもたない社会人として生きていく上でここらへんの古典は読んだほうがいいよな、将来的には…と思い、すぐに読まないにしてもKindleで購入だけはしておこうと思っていた。そこにまさに、本なんて読めるの?と思っていた上司がこれらの古典を読んでいると知り、ムム、やはりこの会社の人はここらへん読んでるんだな、いけすかねえポジティブ野郎たちが意外にもスマートなんだなと、外面内面ともに負けているんじゃないかと、思った。

なんやかんやあって人を動かすを来月25日までに読了せよとのミッションがくだった。いや、あなたの来月の課題図書の失敗の本質も含めて即読んでやる。コミュ力ないのに本も読めないとか話にならない。何か勉強など向き合うものが欲しかった。そうじゃない社会人なら読書をすればいいのだ。

糞ビジネスフレームワークとか糞課題解決思考みたいなものでうまくやってやがる糞共…ではなく、スマートに読書もしているやつらが多数なのかもしれない。気付けばどの面においても勝てず、少しExcelが得意なだけの扱いにくい30代社員になるのは嫌だ。少しExcelが得意で必読書も読んでて意外に馬鹿にできない扱いにくい30代社員になったほうがいくらか良い。失敗の本質を読むために公園のベンチに来たが現在27ページ。早速ブログに逃げてしまったがこれから。