7/30更新。
ルール:同じ作家の作品をランキングに入れない。
30位 電波の城
中盤までのグイグイ読ませる。エンターテイメントとして最高。終盤はだめになった。カルト宗教を素材にすると途端に安っぽくなる漫画多くないか。おやすみプンプンとか、映画だけど愛のむきだしとか。
29位 ワンピース
アラバスタ、もしくは空島までの評価でこの順位。ある時点で尾田栄一郎は死んでるんじゃないか?と思わせるほどここ3年はつまらない。ミリオンジョーの読みすぎか。
アーロン編の興奮をもう一度。
28位 プラネテス
27位 ボーイズオンザラン
最後、ちはるちゃんに対してヒドすぎませんか?ちはるちゃんのいる前半が好きだよ。
26位 ひらけ駒
なにかしらのトラブルで休載中。一話一話味わいがある。長期連載できそうな漫画なのに。休載が惜しい。
25位 バキ
トーナメントをしっかりやりきった数少ない漫画。バキVS○○は面白くない。サブキャラ同士の戦いが好き。負けるとわかってる烈を見るのも好きだった(過去形)
烈…
24位 もやしもん
げんしけん、神戸在住と同じく、大学ものっていいよね。戻りたくなる。
出てくる女の子の可愛さよ。
23位 進撃の巨人
伏線が広がるたびに面白くなる。しかし20世紀少年のことがある。あまり手放しで崇拝しないようにしたい。
22位 中退アフロ田中
合コンの話が好きです。
21位 喧嘩稼業
喧嘩商売のときより数段面白くなっている。ちゃんとトーナメントを終わらせるなら東京オリンピックまでには終わらないだろう。文さん対桜井がクソ楽しみ。
20位 よつばと
なんでだろう。泣ける
19位 少女ファイト
G戦場ヘヴンズドアよりこっちだと思います。
18位 三月のライオン
やさしさにつつまれすぎている。山田玲司の言葉でいえば、ランド。
遊園地の乗り物。これにライドしてる限り、幸せ。
17位 ちーちゃんはちょっと足りない
これをバッドエンドというなら、俺の人生はとっくにバッドエンドだ。
物語のあとも登場人物は生き続ける、と想像するなら、ここでバッドエンドとするのは早すぎる。まだ中学生だ。これが糧になるときもくる。
大した事件じゃないのに、吐きそうになるのは、自分のいつかの経験―思い出せる具体的なエピソードじゃなくて、記憶にも残らない些細な出来事の数々―を刺激するからだろう。
16位 デットデットデーモンズデデデデデストラクション
浅野いにおはこれを描くために生まれてきたんだろう。漫画家は、描けば描くほどどんどんすごいものを描くようになる傾向がある。映画監督や小説家はそうじゃない。映画は運に左右されるから、たまたま名作を撮った人が次も同じものを撮れるとは限らない。漫画は運より技術がものをいうんだろうか。小説は運の要素は少なそうだけど、単純な技術の獲得がそのままよいものになりにくいからだろうか。
15位 ドラゴンボール
たまーに読み返すと、止まらなくなる。展開、ギャグ、すべて最高。
14位 塾生★碇石くん
ドラゴンボールのあとにこれを持ってきていいんだろうか。新人でこの面白さ。
漫画家は描けば描くほど次はもっと面白いものが描けると仮定するなら、これからこの人はどんな凄い漫画を描くんだろうかとワクワクする。
期待を込めてこの順位。
13位 かくかくしかじか
さすがです東村さん。この人はもうこれ以上の漫画は描かないだろう。これがこの人のやるべき仕事だった。何様なんだ俺は
12位 ハンターハンター
蟻編がもう、この人のピークだろう。
蟻編以上を想像できない。これから蟻編より面白くなるんだとしたら、もうバトル漫画というジャンルじゃ誰一人太刀打ちできなくなる。
11位 スラムダンク
才能のない人が輝く瞬間が好き。木暮とか神とか。
10位 げんしけん
行間を読ませる漫画。余計な説明をしない。それでいて笑える。微笑んでしまう。
二代目は好きじゃない。
1~5巻の不気味なほどのキレが戻ってほしい。漫画家は描けば描くほど力が付く、といっても、長期連載はつまらなくなることが多い。
9位 行け!稲中卓球部
この表紙、今見ると黒古谷の予感がある。
闇を知ってるひとだからこその凄まじいギャグだったんだろうか。凄まじいギャクを描いたから闇しか描けなくなったのか。
8位 BUTTER!!
高校社交ダンスもの。会話のつっかえ具合のリアルさ、心地よさ。
ラストのあの瞬間の、ああ終わってしまうという感覚。読者も同じ気分になる。
京アニの、ハルヒ、氷菓、響けユーフォの冷めた主人公がワクワクに放り込まれてドキドキして、新しい自分を発見してしまうあの感じ。あの感じを描いたジャンルの最高傑作だと思う。
もう昔の冷めた自分には戻れない。胸の高鳴り。
ドラゴンボール、スラムダンクより高い順位で、ほんとにいいのか?と自問してしまうけど、いいんだ。作品としての価値じゃなく、自分が受けた衝撃と快感をもとに順位を決めています。
7位 鈴木先生
道徳漫画というジャンルがあるのか。全人類が読むべき道徳を、俺だけが知ってていいのだろうか。みんなに薦めたい!布教したい!と思ってしまう漫画。
生徒は鈴木先生を信頼していく。別の言葉で言えば洗脳されていく。読者も同時に洗脳されていく。鈴木教に入っていく。
漫画にするには小さなことだけど、それを丁寧に描いていく。小さなことなのに、怖い。ちーちゃんはちょっと足りないにも通じる。
6位 モテキ
1~3話の衝撃。迂闊に読み直せない。読むと殺される。漫画に殺されるという感覚はモテキでしか味わったことがない。
正確には漫画じゃない。呼び起こされる自分の体験に殺されるんだ。だからその体験がない人には刺さらない。自分の犯したゴミのような、見ないようにしていた体現が思い出されて死にたくなる。漫画に殺される。気軽に本棚からとれない。その日無気力で動けなくなる覚悟が必要。
5位 ヒストリエ
この漫画を最後まで読むために不老不死になりたい。俺と岩明均だけを不老不死にしてくれ。絶対100年じゃ終わらないだろ。2400年くらいに終わるだろうからそのとき一気読みしたい。
4位 AKIRA
これぞ最高の漫画体験。これを一日中読めたあの2,3日は幸せだった。これをただ読むだけの日々を得ただけでも大学に入ってよかった。モラトリアムを延長してよかった。アニメを評価する前に原作を読め。
3位 ザワールドイズマイン
作者一人縛りがなければ新井英樹だらけでランキングを埋め尽くすことになった。
汚さと美しさの同居。シャッタースピードの遅い絵が特徴的。
2位 ジョジョの奇妙な冒険
自分の人生の一部となってしまっている。もうあの頃ほど大好きではないかもしれない。ワンピースやテンテンくんしか知らなかった自分の世界を広げてくれた。こんな芸術が存在するのかと。小6のときにジョジョに出会ってなかったらまったく別の人格だったと言い切れる。
1位 ピンポン
敗者のための漫画。読んだ直後じゃないので言葉が出てこない。
もし地球が宇宙人に支配されて、各国が芸術をそれぞれ一作品提出することになったら、日本の代表としてこの漫画を提出するべきだと思う。