映画『何者』27歳ニートからすれば全員すごい

山田孝之の「そんな見られらくねえんなら自分ちで書けよ」「確かにあいつ前髪ながすぎんな」とか菅田将暉の酔い演技とか、山田孝之菅田将暉の演技を見てるだけで面白い。菅田将暉ピンクとグレーとか、ディストラクションベイビーズとか、どれもいい演技してるのに、あまり名作に当たれてないんじゃないか。とりあえず菅田将暉出てるなら見に行く気になる。佐藤健の、喉からも声が出ないときの(はい)とか(ありがとう)も良かった。こういうやつはマルメラ吸ってるよなわかる

男に対しての「あの子」って言い方とか、痛々しさが辛い。前に進んでるやつがきつい、のはよくわかる。うぜえよな、誰でもできるようなことをよ、だれでもできるわけじゃないのはわかってるからこそ、ぐうううううううってなるね

ぴりぴりぴり!!って怖いのに、そのあとのわかりやすさで台無しになるところが多かった。テーマと役者は100点だけど脚本が惜しい。自然さが欲しかった。桐島級の、横道級のど名作になり得た。ただ、100点じゃなくてもいいのよね、10点20点でもいいなら出しなよ!って有村架純も言ってるもんね。

分析的毒舌で笑わせる、ネットストーカーのタクト。くそうぜえと思ってたけどこれ俺やないかい。夢のENDはいつも目覚ましばりに同意 

二階堂ふみ「どうせたまに読み返したりしてるんでしょ?」うるせえよ!!ツイッターの鍵かけない理由とか、観察者として笑ってる云々はもう、ちょっと、きつい。すごい二階堂ふみめっちゃ、刺してきやがるけどそれくらい許してくれよ。

10分くらい見ては妄想のためにストップを繰り返してた。大学生活をもう一度やり直したら、どうしようかなと、色々勉強してまた一年からやり直して、無限に…

一回しかない人生で飛べるやつは凄いですわ

何者