ブースト

桜前線開架宣言を読み、おたんこナースを読み、進撃の巨人を読み、歯石を取り、膝がかゆい。部長はカビゴンを捕まえ、それが土曜

今日日曜

お母さんと、祝福受けないって話をしたからか、パーシーとみつの結婚に影響受けたからか、NYの献身的な手コキに感動したからか、仕事で心が弱ってるからか、NYの家に行きたいと言ってしまった。親がいてもいいからと

お母さん、俺の呪いを、申し訳ないとか、人のせいにされるとその人は困るとか言ってた

NYは、すごいこと言ってるのわかってますかと言っていた。まだ通話は続いている。ナンパが怖くてかけてきた電話の直前にお母さんと話していた。それが後押ししてか、NYの家に行きたいと言ってしまった

結婚か。怖いな

お母さんの祝福の希望をのけて付き合うのなら、適当には付き合えないし、とか!俺もう年だし、とか、NYいい子だし、とかね

考えちゃってね

わかんないね

いや先走りすぎこのブログ。眠くて感傷的になっている

現実にブーストかけて感傷的にブログに書くのはだせえ

推敲はしない

俺が寝ていると思って、バンプオブチキンなの、とNYが独り言を言っている

 

10/2

くそが。本名出してしまってたことに気付いたので修正した

 

 

リス

会社までの道、朝いつも通るガレージ式のラブホテルにはじめて入った。もののけ姫海猿を交互に見て、佐藤隆太が泣いていたりジコ坊とエボシが話したりしているのを見ていた。朝、挿入に挑戦した。痛い、え、これは痛い、痛い痛いえーやばいちょっとこれはやばい、え、やばいかもしれないこれは、え、ヤバイと言っていた。処女は失われたのかわからない。

リス園で、リスが俺の肩とNYの鞄の中を交互に移動しながら10分。まわりを気にせず自分たちの世界でわーきゃー騒ぐなんて苦手なのに、純粋に楽しんでしまった。

自遊空間で卓球をした。座敷の個室で太陽が見ている(かもしれないから)などを読んだ。ビーフカレーを食べて膝の上に頭を乗せて寝ているとき、非常に幸せだった。ドン、ドンと音がして、迷惑な客がいるなと思っていたら花火だった。自遊空間を出て駐車場、主客未分の花火。自遊空間ユニクロとマックの共有の駐車場で見る花火の、山内マリコ感よ。花火に遭遇できたり、ラブホの部屋がひとつだけ空いていたり、リスが肩に乗ってくれたり、運が良かった。

前よりも仕事が苦じゃない。前よりも彼女といるのが楽しい。どっちも結末のことを考えると辛くなるが、とりあえず良しとする。良いデートができたから忘れないように書いておきたかった。

 

ネックレスはあげた

帰宅し飯を食い一人山へ行く。ポケスポットが3つ集まってできている三角形の中心に人だかり。大学生と思われる男女6人グループが来た。暗闇でも、会話でモテている女や、その女を狙っている男がわかる。光をさりげなく当てて顔を見てみると、想像どおりのオタサーの姫的な女と、ナヨナヨしたメガネ男子だった。しょうもねえ連中だと思ったがポケモンGOのために一人で山に登っている俺が言えることではないなと思った。

久々の日記だから書くことがあるはずなのにかけない。彼女のことを書こうにもなんだか書きにくい。好きなのかどうか、についても、書いてしまうと固定されてしまいそうで書きたくない。仕事のことも書きたくない、とすると何を書けばいいのか。

やめた、書くこと全然楽しくない。なんか報告のようになる。報告の義務なんてない。書きたいことはない。けつがかゆい。短歌の本を買ったが読んでいない。書きたいことがないんじゃなくて、書きたいことはあるんだけど、いやだめだその説明すら書くのだるい。ベロリンガを捕まえた。

巨乳揺らしまだ笑っていたのか君は放置されたiPhoneの中

他の子を探して街コン行くことはあなたを想わぬ理由になるのか

この胸がドキドキするのは彼女のせいかそれとも仕事に行きたくないから

あなた想う気持ちが上書きされていく巨乳の名前を打ち込む指

巨乳揺らしまだ笑っていたのか君は放置されたiPhoneの中

 

新郎を演じる従兄弟を微笑ましく笑う立場じゃないはずなのに

もっと良い仕事も女もないんだと確信したなら打ち込めるはず

スイーツのために車を出しましたこれが大人になるってことね

恋じゃなく愛でもヤリモクでもなくてただ体温を感じたいだけ

体死ぬ君のこと好き体死ぬ挿れさせて死ぬ抱きあおう死ぬ

久々に会ってホテルだけはやだかき氷とか食べてからうん

目の前の打つべき球に向き合わず次のサーブを考えている

新郎を演じる従兄弟を微笑ましく笑う立場じゃないはずなのに

すごく良い式だったよと言うくらい辛かったんだお幸せに

負けている勝ち負けじゃないと誰か言う負け負け負けてる負けてるこれは

役割を演じて大人になっていく全裸でシコる鏡の前で

 

汚さ

同い年の従兄弟の結婚式。家族、親戚とバスで大宮へ。従兄弟がみんなに愛されているのがよくわかる。披露宴までの間、屋外で写真を撮られている従兄弟と奥さん。俺は所在なく、カクテルを飲みながら一人で立っている。同じ月に生まれ、同じ学校に通い、どうして差がついた。俺はこういう結婚式は絶対にできない。ウェルカムスピーチをする従兄弟、本日は私たちのためにお集まりいただき誠にありがとうございます。暗記した言葉を頑張って言っている。緊張している。不慣れな感じがわかる。必死で役割を演じようとしている。人生のあるポイントで、慣れなくてはいけないことがある。こいつはきっと今までの人生、いつもこうやってきたんだろう。恥ずかしくて慣れないことを、逃げずにやってきて、着実に大人になっている。その現場を見せられている。俺は役割を演じていない。素のままでいる子ども。ただカクテルを手に一人で立っている。

NYが、セックスをするのが怖いという。本当に好きなのかとか、誰でもいいんじゃないのとか言われる。きついから一緒にいてくれ。疑わないでくれ。俺だってわからないんだから。プレゼントをあげたい。ネックレスを。

負のオーラが自分から出ているのがわかる。しょうもない人間なのが、一目で伝わるんじゃないかと思う。顔が歪む。

負い目になるようなことばかりやっている。昨日も街コンへ行った。もし可愛い子と仲良くなれたら、来週はNYと会うのはやめようとも考えていた。そういうことはやめたい。従兄弟の幸せな結婚式に影響されてしまう。目の前の向き合うべきことを無視して、先の保険を作ろうとする。就活のとき、持ち駒を増やすことばかりで、翌日の面接の対策をせずリクナビで新しくエントリーしてたのを思い出す。

俺の辛さを、俺の半端な気持ちを吐き出して受け止めてほしいと思ってしまっている。それはだめだ。素はだめだ。少し演じる。

一昨日考えた短歌が、出来以前に、人間としてゴミすぎて、この流れで発表できない。汚さを昇華する形でしか創作ができない。痛さとか、惨めさならまだ良い。汚さとは友達になっちゃいけなかった。真っ当に生きながら汚い芸術を楽しんだり、汚い人間を愛せる人はすごい。自ら汚くなって、汚い芸術や人間を愛せることはなにも凄くない。汚さを取り込みすぎて、もうとれない。長年灰皿にした缶。二度とそれで綺麗な水は飲めない。