シークエンス

意図的に自我を消す。誰に嫌われるとか好かれたいとかどう思われたいとかそういうことを排除するよう意識して働いていた。

この前のLINEの帰ってこなかった巨乳ちゃん(WYちゃんとする)からLINEが帰ってきた。設定ミスによるものらしい。WYちゃんとのLINEも自我を排除して行った。結果休みに飲みに行くことになった。

自我を消すという言葉だけが意識に残って、感覚を忘れてしまいそうだ。「4年なんてあっという間だ」という言葉だけが受けつがれていくというサユリ一号の文を思い出す。サユリ一号を思い出して、「カッコ悪くて勇気が要る方の役割」をこっちがやろうと意識してLINEした。誘えてよかった。自我が出てきたら、その役割を負えない。プンプンの後期みたいに、別人格にそれは任せた。

WYちゃんとのLINEを思い出したくない。アスファルトを叩いて固めるみたいに俺の記憶のどっかに固まってしまう。この文章は俺が書いてる。LINEは俺が書いてない。俺とは別のところでWYちゃんとの方は済ませたかった。これからはじまるWYちゃんのシークエンスがしょうもない形で終了してもブログに書いておけば保険になると思って書き始めた。