ギャラクシー銀座

メインと関係無さそうな話を唐突にはじめてラストで地味にリンクさせて何か壮大な話のように見せる手法。中盤でリンクさせたら整合性が必要だが終盤でリンクさせることで勢いでごまかせる。悪く言えばそんな話になる。俺の最後の映画もそういうものを狙って撮ったところがある。凡人がポールトーマスアンダーソンやデヴィッドリンチを真似たような。

実際どうなんろう。心をつかまれたのは事実。ほとんど何も考えていないように見えるけど、ちゃんと計算されてる部分も見える。計算が見えると不思議系狙ってんだなと思うけど、計算してるにしてはぶっ飛びすぎてる。

一巻の衝撃がでかすぎる。二巻以降はそれを超えない。

group inouのHEARTとかいるかセラピーのやつに限りなく近いと思ったけど関係ないらしい。別のPVでは共同で作ってる。どちらかが真似したのか、それともたまたま同じように狂ってるのか、それともこれがこの世の真理なのか。

長尾謙一郎ならクリームソーダシティの方が良い。たぶんこの作家、はじめて読んだものが一番面白く感じるんだろうな。一体なんなんだ!?こんな漫画許されるのか!?こういう手法ありなのか!?サブカル受け狙ってるだけか!?それともマジで覚せい剤やりながら描いてんのか!?みんなこの漫画家を知ってるのか!?っていうときが一番楽しめる。

最終話の不条理+崩壊+土壇場の自暴自棄+謎の感動は好き

竹之進「ハハッ…アッハッハッハ~~~」

マミー「あらいい笑顔ねぇ~…やめてよ竹ちゃん…… そんな顔されたらなんだかマミー、神様みたいな気持ちになるじゃな~~い……や~ね~~」

マミー「じゃあ…いくわよ…」

竹之進「オッケイ…」

マミー「最後に何か言いたいことはある…?せっかくだからカッコよくキメてねっ…」

竹之進「よし来た。」

竹之進「ラッキー……」

マミー「それ…いいっ!」