らいか ろりん すとん

アドバイスをいくらされても、受け入れるキャパがなくて、しっかり噛み砕きたい消化したいからまず自分の考えをわかってほしいのに、ただ、アドバイスされるばかりで、キャパオーバーで辛くなってくるトトに共感する。同じように殻があってそれを破ったセントチヒロチッチからすれば、理屈じゃないんだと、気持ちの部分だけなんだと言いたいが、うまく伝わらない。 渡辺のリーダーとしての辛さがわかり、WACKとして何が求められているかをわかるチッチはやはりプールイと同じくリーダーなんだと思った。 殻を破った人間も、安定の中にいるとまた殻に篭る。こなすことを優先してしまう。そういう人間は詰められるとすぐにわかる。豆柴のナオのように。 本気で突き詰めて考え続けないとすぐに露呈する。候補生は本気でやっているが突き詰めて考え続けていない。しかし本気で突き詰めて考え続けるのは修羅の道。セントチヒロチッチやモモコグミカンパニーは修羅道にいる目をしている。候補生の中に入ると余計に目立つ。特別可愛いわけでもないのにアイドルをやるということの厳しさの中で生きるためには一芸があるかサイコパスか、そうでなければ修羅道を潜らなきゃいけないんだと思う。超人になれないジェロニモのように。同じジェロニモにしかなれない立場として、修羅道を潜らなきゃいけないんだという覚悟を伝えることしかできないとわかっているから、オーディションでのモモコやチッチは恐い顔をしているんだろう。