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旅のラゴス

 

スカシウマ?ミドリウシ?ビタハコベ?リゴンドラ?はじめの1ページで知らねえ言葉出て来すぎだよいちいち覚えんのかこれ。「集団転移」の章は雰囲気あったけど「たまご道」まで読んで、この調子でキノの旅みたいに色んな街の放浪記続くんじゃ辛いなと放置。評判良いらしいけど俺には合わないかな、などと思って「銀鉱」から再読したらだんだん面白くなって来た。しかしこれ女めっちゃ寄ってくんな。さらに知識無双。また女寄ってきて知識無双。村上春樹か?筒井康隆ロリコンジジイか。たまらん。

4ヶ月後、おれは歴史と伝記に読み耽っていた。年代を追って史書を読み、核時代への理解を深めるため、それぞれの時代における重要人物の伝記はその時代の歴史に平行して読むという方法が、なんとぜいたくな、そして愉悦に満ちたものであったかは、かくも大量の書物に取り囲まれているおれにしかわからず、実際おれにしか体験できぬものであったろう。それは歴史理解のもっとも効果的な方法であったとおれは確信している。それにしてもかの星における歴史は長く、複雑でもあった。いつ読み終えるかもしれぬそれらの歴史をおれは散歩する暇さえ惜しんで読み続けた。といっても、焦燥とは無縁だった。かくも膨大な歴史の時間に比べればおれの一生の時間など焦ろうが怠けようがどうせ微々たるものに過ぎないことが、おれにはわかってきたからである。人間はただその一生のうち、自分にもっとも適していてもっともやりたいと思うことに可能な限りの時間を充てさえすればそれでいい筈だ。
歴史と伝記に関する書物を読み終えるのに約一年かかった。読み終えたときはふたたび秋になっていたからだ。本来ならば歴史を学びつつ各時代に書かれた文学も併読すべきであったかもしれない。歴史への理解の度はより深まったのかもしれないのだが、おれはことさらにそれを避けた。あまりにも愉悦が大きすぎるような気がして自らが不安だったからである。

ここらへんが面白かった。「王国への道」の章

焦燥とは無縁だった。かくも厖大な歴史の時間に比べればおれの一生の時間など焦ろうが怠けようがどうせ微々たるものにすぎないことが、おれにはわかってきたからである。人間はただその一生のうち、自分に最も適していて最もやりたいと思うことに可能な限りの時間を充てさえすればそれでいい筈だ。

しかしどんだけデーデ、好きなんだよ。ラウラ、カカラニ、ニキタのことも思い出してやれよ

めちゃめちゃ面白かったんだけど、全く表現できないな

書評がたくさんネットにあるので、あーあそこ良かったよなーうんうんってたくさんできるのがいい

旅のラゴス (新潮文庫)

旅のラゴス (新潮文庫)