いいと思った大人からはたくさん学んで、だめだと思った大人は追い抜いていく。子どもにはそういう権利があるんだというようなことを暗殺教室でいっていた。
暗殺教室、軽くみてたけど割と面白いかもしれない。
超スピードで生徒にあわせた問題を作るとかチートじゃん。俺だってそれくらいしたいよなんて思ったけど有り余る時間と少ない生徒に対してすらそれができてないんだから結局はやる気の問題か。
今週で今の校舎はほぼラスト、来週から新校舎になる。そういう教育関連の言葉に敏感になっている。
明日は最後の月曜で、何か与えないといけないと思っているのに何も思いつかない。生徒に与えられるもので満ちている人間でなければ教育はできないと斎藤孝の教育力にあって、それは塾講師やる前から読んで大事に思っていた言葉で、何年も前から読んでたのにいまだにそんな人間になれていない。
出来る子には余計、勉強以外で何か与えないといけないと思うのに、自分がからっぽであることを毎週思い知らされるのが辛かった。その子に会うのが今週で最後だと思うと救われた気持ちになる。正面からぶつかり合ってお互いを高めるような教育漫画のような、現実でもいたるところであり得るようなそんな関係に憧れてたけど、結局俺は暗殺教室の敵キャラの先生のような、追い抜かれる大人でしかない。
俺はだめなやつだ~って言って自虐的に笑ってるのは大学生までだ。
「the headmaster ritual」というスミスの曲でsir leasd the troops, jelous of youthという歌詞があった。教師は若さに嫉妬しながら生徒を導く。
知るべきことを知らないまま大人になったせいで、つまり内容が薄いせいで、若さに嫉妬しちゃうんだよな。
蒼天航路で曹操が13で女を知り16でセフレ7人とか読んでふざけんなよと思った。一方で雑魚が軽々殺されるのを見て悲しくなる。今の世の中も変わらん。満たされてる一部は自信もカリスマ性も後天的に身に付く。女も子どももそれに惹かれる。満たされない大部分はその他大勢でしかない。青い鳥の吃音の先生のように、俺みたいな先生も必要だと思うんだ的な思想でいけばいいのかな。