グラビア撮影のプライド

結婚式のビデオ、グラビア撮影、AV、テレビ番組。映像の花形、映画やPV、CMをできなかった人たちがやる仕事。映像に憧れた、芸術のセンスがあるんだというプライドがある人たち。そのプライドが邪魔をしている。芸人に自由にやらせればもっと面白いのに、面白いものが作りたくて入社したディレクターがでしゃばってしょうもないものを作る。グラビアもAVも、色んなアングルとか照明とかカット割りとかロケーションとかどうでもいいのに、映像に憧れたカメラマンとディレクターが自分のセンスを出したい思ってしゃしゃり出る。映画やCMができなかった人だからセンスはない。グラビア撮影やAVは裏方が無個性にならないといけないのに。自分の映像を撮りたい、自分じゃなきゃ撮れなかった画を撮ろうとしてダメな画になる。俺が撮ったらもっと良いものが撮れるのに、なんて思うけど、教師じゃないやつが教育論語りたがるのと一緒で、語りたいだけのやつは実際の色んな弊害をわかってないんだろうし、きっと頑張って作ってんだろうしまぁ許すかってシコったあとの寛大な気持ちがある。