オタキングとショーペンハウエル

岡田斗司夫の信者になりつつある。アドレスしか登録されていない辞書ツールにはじめて名詞が登録された。としおで斗司夫に変換できるようにした。

岡田斗司夫のニコ生ゼミを通勤時間に聞いている。ドワンゴは一般ユーザーでも有料放送、有料メルマガ、有料書籍を出せるようにすると考えているらしい。そうなったとき、どうなるだろう。誰もが無料で無料のコンテンツを発信できるようになったのは最近。これからは無料で有料コンテンツを発信できる。無料コンテンツですらゴミだらけなのに有料にして誰が金を出すんだと思ったけど、有料なら配信者側も本気出すからコンテンツのレベルも上がるかもしれない。バカな女は脱いで金を得るだろう。書籍も、無料だから自己満の小説なんか書いてたやつらが、本気の業界暴露本なんか出すかもしれない。金になるんだから本気を出す。

そのとき、社会的弱者でも文章が書ければ逆転できるんじゃないかと思った。俺の塾の仕事も、大卒フリーターが塾講師になるとはどういうことか気になる層、塾業界のフランチャイズの仕組みが気になる層、子どもをどの塾に行かせるべきか気になる層にウケるかもしれない。アフィリエイトなんかで稼ぐより大きく、実際に自費で出すより多くの人に見てもらえる。多くの人が見てもらえるプラットフォームをドワンゴが着々と作ってきた。

今俺が考えていることは全くハズれた考えかもしれない。岡田斗司夫のラジオを聞いてると、そういうことを考える気になる。

「思索はいわば、風に操られる火のように、その対象に寄せる関心に左右されながら燃え上がり、燃え続く。」ショーペンハウエル引用。読書や、ラジオを聞くことは思索という火を燃えあがらせるための風のようなものだ。考えるだけではいけない。火を絶やしてはいけない。ラジオや読書だけでもいけない。風だけでは意味がない。自分が考えるための風を。読書について。