5つ数えれば君の夢

期待値MAXで見に行った。新潟シネウィンドの受付の人に、飲み物飲んでいいですか?って聞いたら、持ち込みできますって言われたので急いでコンビニで買ってきた。受付の人が可愛かった。あれで映画好きだったらときめくな。ヤマシタトモコの短編にそういうのがあったな。

アイドルオタクっぽい人おっさんおばさんがポツポツで10人くらい。俺は東京女子流が見たくて来てるんじゃない山戸結希監督の映画が見たくてきてるんだアイドルオタクとは違うなんて思ったけど俺も山戸結希監督の映画は見たことがなかった。東学祭であの娘が海辺で踊ってるを見逃して予告だけたくさん見て、なんて素晴らしい予告だと思って何度も見て本編見ずにファンになった。あの娘が海辺で踊ってるは5つ数えれば君の夢よりきっと良いんだろう。期待値大きすぎたぶん、ハマりきれなかったかもしれない。演じてる彼女らが普段絶対口にしないような言い回しがあるたびに現実に戻されちゃう。宇佐美好きだよの長いシーンがよかったけど、宇佐美がいう現実感ないセリフで戻されてしまった。踊りのシーンはさすがだった。花とアリス以上にくるものがあった。画面分割して5人で歩いてるとこにタイトルでてくるところは戦隊ヒーローものみたいでかっこよかった。同じ音楽がずーっと続いて、でも文化祭の日は音楽なくなって、また同じ音楽に戻って、ハレとケなんだろう。同じ音楽の同じ日常、に戻ったようで、みんな少し上向いてて、幸せな終わり方だった。

寝るにも中途半端な時間だったので伊坂のマリアビートルを読んでるけど、伊坂はやっぱり伊坂だな何度読んでもなんか薄さを感じる、でもなんだかんだ面白くてどんどんページは進む。街へ出て道に迷って海に行ってしまって新潟高校を見て、万代を詮索してすれ違う可愛い子をみて、なかなか楽しかった。いい美容師さんにも会えた。彼女とこういう場所を歩いたら楽しいだろうけど一人でも今のところ楽しいので月一で髪切って詮索しながら可愛い子をみて楽しもう。パソコンを通さずにリアルで可愛い子を見る機会ってのを増やさないと頭に刺激行かなくて退化しそうな気がする。